人と芸術と魂と

アーティストをたずねて ほか

レビュー

「美術作家のインタビューから見えてきたもの」

若手美術作家の紹介で続けてきたインタビューをいったん終了することにした。村上仁美さんに始まって1年近く、ふいに途切れる兆しが見えてそれを受け入れることにした。文学研究者Aさんとの偶然の出会いからはじまって、ひたすら流れに身をまかせてきた。今…

1人7役の人形劇俳優たいらじょう×宮田大アンサンブル 音楽劇「サロメ」へ

人形劇俳優たいらじょうとチェリスト宮田大アンサンブルによる音楽劇「サロメ」を観劇してきた(1月20日 東京文化会館小ホール)。サロメというと、R.シュトラウスのオペラが有名なので妖艶な悪女の話というイメージだが、新約聖書の挿話を翻案したオスカ…

友人らが語るブレイク前夜の素顔 映画「バスキア、10代最後のとき」

27歳で薬物中毒の末、この世をさった現代アートの寵児ジャン=ミシェル・バスキア。彼がいかにして20世紀を代表するアーティストになったのか、若き日の素顔に迫ったドキュメンタリー映画「バスキア、10代最後のとき」(YEBISU GARDEN CINEMAで公開中)見て…

連ドラ「いちばん大切なひと」幼なじみの2人はなぜ結婚しなかったのか

今から22年前、1997年にTBS系列で放送された連続ドラマ「いちばん大切なひと」のDVD(全11話)を見た。元SMAPの香取慎吾、観月ありさのW主演、ともに20歳の人気絶頂時で、幼なじみの恋愛ドラマを現実にも幼なじみ的なふたりが演じるということで話題をよんだ…