2019-01-01から1年間の記事一覧
今回は板垣夏樹さんのご紹介で、東京藝術大学大学院の博士後期課程に在籍する日本画家の古山結さんを訪ねた。10月に原宿で開催された「青参道アートフェア」の一軒家のギャラリーを使ったグループ展にうかがったとき、彼女が「名刺です」と渡してくれたのは…
今回は磯﨑菜那さんの東京藝大の同級生で、昨年大学院を卒業して日本画家として活動している板垣夏樹さんのご自宅を訪ねた。3代つづく江戸っ子だが、親元を離れて自活している。8月にGINZA SIXのギャラリーでみた作品は、写実的に描かれたお犬様と装飾的な山…
「生と死の婚姻の場としての女性像」をテーマにした制作で、彫刻及び陶芸の領域で高い評価を得ている若手美術家の村上仁美さん。彼女の世界観を、グァダニーノ監督によるリメイク版の映画『サスペリア』と照らしあわせて読みとくトークイベントを開催いたし…
絵本作家・画家の高橋祐次さんからのご紹介で、今回は磯﨑菜那さんがご家族と暮らす自宅を訪ねた。玄関入ってすぐの壁に飾られていたのは、植物の手入れをするお母さんが描かれた縦長の絵。階段をあがっていく途中には、今は亡きペットの額入り写真が大小い…
今回は画家・倉田明佳さんのご紹介で、この夏予定されている個展やグループ展に向けて、作品づくりにいそしむ高橋祐次さんのご自宅を訪ねた。室内は若い男性の一人暮らしらしく雑然とした雰囲気だが、作業されている部屋に入って思わず「わぁ」と声が弾んだ…
東京藝大の取手キャンパスの正門をくぐり緑豊かな敷地内を歩いて10分ほど、美術学部の専門教育棟が見えてくる。平日は校舎前までバスが通っているが、土日は藝大前のルートに変わるのだ。日本画家・佐久間友香さんのご紹介で、今春から大学の助手を務めてい…
今後、作家の方をお招きして参加者とともにあるテーマについて語りあう会など開催していきたいと思っています。その際にはこちらで告知していきます。 (c)CBD Tarot de Marseille by Dr.YoavBenDov, http://www.cbdtarot.com
現代美術家・陶芸家の村上仁美さんのご紹介で登場していただくのは、日本画家の佐久間友香さん。服部まゆみさんの「シメール」や長野まゆみさんの「その花の名を知らず」など小説の装画・扉絵も手がけ、海外の現代アートマガジンでも取りあげられる若手の新…
2月中旬に渋谷・Bunkamuraギャラリーで開催されたグループ展「アリス幻想奇譚2019-アリスとファンタジーの普遍的概念」に村上仁美さんを訪ねた。ルイス・キャロルの世界的名作「不思議の国のアリス」の少女アリスを題材にしたアーティスト30人による作品展…
“21世紀の奇跡”の初来日と喧伝される、ギリシャ人指揮者テオドール・クルレンツィスと彼が率いるムジカエテルナの公演に行ってきた。(2月10日 Bunkamuraオーチャードホール)東京3公演は早くに完売。関係者席開放にともなう追加販売を見逃し、当日券売り場…
人形劇俳優たいらじょうとチェリスト宮田大アンサンブルによる音楽劇「サロメ」を観劇してきた(1月20日 東京文化会館小ホール)。サロメというと、R.シュトラウスのオペラが有名なので妖艶な悪女の話というイメージだが、新約聖書の挿話を翻案したオスカ…
27歳で薬物中毒の末、この世をさった現代アートの寵児ジャン=ミシェル・バスキア。彼がいかにして20世紀を代表するアーティストになったのか、若き日の素顔に迫ったドキュメンタリー映画「バスキア、10代最後のとき」(YEBISU GARDEN CINEMAで公開中)見て…
『カタストロフと美術のちから展』(~2019年1月20日まで開催 六本木ヒルズ 森美術館)に行ってきた。大惨事(カタストロフ)をテーマに、戦争やテロや災害など問題が山積する国際社会において、よりよい社会にするための美術の役割を問う展覧会。オノ・ヨー…
今から22年前、1997年にTBS系列で放送された連続ドラマ「いちばん大切なひと」のDVD(全11話)を見た。元SMAPの香取慎吾、観月ありさのW主演、ともに20歳の人気絶頂時で、幼なじみの恋愛ドラマを現実にも幼なじみ的なふたりが演じるということで話題をよんだ…